物語

AI・プログラミング

PROJECT EDEN 第17章

第17章人類初の準備委員会「PROJECT EDENを国際共同検討課題として採択する。」その一文は、世界中の宇宙開発関係者へ配信された。大きなニュースではなかった。テレビも大きくは報じない。新聞では小さな国際面の記事だった。しかし、その知ら...
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PROJECT EDEN 第16章

第16章世界への提案「PROJECT EDENについて、正式提案を希望します。」その一通の通知は、未来設計室を静まり返らせた。送り主は、国際宇宙協力機構準備委員会。世界の宇宙機関や研究機関、企業が参加する新しい協議体だった。白石は画面を閉じ...
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PROJECT EDEN 第15章

第15章AIが描いた未来未来設計室。大型スクリーンには、世界中のスーパーコンピューターと接続されたAIシミュレーションシステムが映し出されていた。部屋の照明が落とされる。誰も話さない。画面には一行だけ表示されている。『PROJECT EDE...
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PROJECT EDEN 第14章

第14章月の土から街を造る未来設計室。机の中央に、小さな灰色のブロックが置かれていた。大きさはレンガほど。見た目はコンクリートにも似ている。しかし、色は月面の写真で見た灰色そのものだった。悠真は恐る恐る手に取る。思ったより重い。「これが……...
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PROJECT EDEN 第13章

第13章運命の一枚未来設計室。部屋の照明が落とされ、大型スクリーンいっぱいに一枚の画像が映し出された。それは、最新の月周回探査機が撮影した月の南極地域だった。以前よりもはるかに鮮明な画像。クレーターの縁。尾根の高さ。谷の深さ。すべてが立体的...
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PROJECT EDEN 第12章

第12章月の南極を調べろ未来設計室。大型スクリーンいっぱいに映し出されたのは、一枚の月面写真だった。そこには広大な灰色の世界が広がっている。悠真は静かにつぶやいた。「ここが……候補地。」白石はうなずいた。「正確には、月の南極地域です。」「P...
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PROJECT EDEN 第11章

第11章月へ運ぶという壁未来設計室。スクリーンには、一枚の数字だけが映し出されていた。『4,860トン』悠真は首をかしげた。「これは何の数字ですか。」白石は静かに答えた。「PROJECT EDEN第一期計画で必要になる、おおよその総輸送重量...
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PROJECT EDEN 第10章

第10章都市は、自ら成長できるのか「もしロボットが故障したら。」若い研究者のその質問は、会議室を静まり返らせた。誰もが同じ疑問を抱いていた。月には整備工場がない。技術者もいない。故障するたびに地球から修理へ向かうことなど、不可能だった。白石...
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PROJECT EDEN 第9章

第9章最初の一軒未来設計室の会議室。壁一面のスクリーンに映し出されているのは、灰色の月面だった。白石はゆっくりと口を開いた。「地下都市を造る。」「その考え方には、皆さん納得していただけたと思います。」部屋の全員がうなずく。「しかし。」白石は...
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PROJECT EDEN 第8章

第8章月の地下という選択未来設計室。会議室の中央には、直径一メートルほどの月の模型が置かれていた。その表面には無数のクレーターが刻まれている。白石はその模型を静かに見つめながら言った。「今日は、設計図を書く前に、一つだけ決めなければならない...