AIパスポート試験対策【3日目】

AI・プログラミング

AIパスポート試験対策【3日目】

AIの歴史を学ぼう ~なぜAIは何度もブームを繰り返したのか~

AIパスポート試験の学習も3日目となりました。

1日目はAIの基礎知識、

2日目は生成AIやChatGPTについて学習しました。

そして3日目は、多くの受験者が苦手とする

「AIの歴史」

を学びます。

歴史と聞くと暗記科目のように感じるかもしれません。

しかしAIの歴史を理解すると、

なぜ今AIが注目されているのか、

なぜChatGPTが誕生したのか、

その背景がよく分かるようになります。

試験でも頻出分野ですので、しっかり学んでいきましょう。


AIの始まり

AIの歴史は1956年から始まります。

この年に開催された

ダートマス会議

で初めて

「Artificial Intelligence(人工知能)」

という言葉が使われました。

この会議を提案したのが

John McCarthy

です。

AIパスポート試験では

「AIという言葉が誕生した会議は?」

という問題が非常によく出題されます。

答えは必ず

ダートマス会議

です。

最重要キーワードとして覚えましょう。


第一次AIブーム(1950年代後半~1960年代)

AI研究が始まると、多くの研究者が期待を寄せました。

当時は

「数十年後には人間と同じ知能を持つ機械が誕生する」

と考えられていました。

この時代のAIは、

迷路を解く

パズルを解く

簡単な推論を行う

ことができました。

しかし問題がありました。

現実世界は複雑すぎたのです。

例えば、

人間なら簡単にできる

「犬と猫を見分ける」

という作業がコンピュータにはできませんでした。

期待が大きかった反面、

実用化が進まずブームは終わります。

これを

AIの冬

と呼びます。


第二次AIブーム(1980年代)

次に注目されたのが

エキスパートシステム

です。

エキスパートとは専門家という意味です。

専門家の知識をコンピュータに入力し、

判断を行わせる仕組みでした。

例えば、

医師の診断知識

技術者のノウハウ

などをコンピュータに覚えさせます。

当時は大きな期待を集めました。

しかし問題がありました。

知識をすべて人間が入力しなければならなかったのです。

新しい知識が増えるたびに更新が必要でした。

結果として維持が難しくなり、

再びAIブームは終わりました。


第三次AIブーム(2000年代後半~現在)

現在続いているのが第三次AIブームです。

このブームを支えたのは、

  • インターネット
  • ビッグデータ
  • 高性能コンピュータ
  • ディープラーニング

です。

大量のデータを学習できるようになったことで、

AIの性能が飛躍的に向上しました。

例えば、

  • 顔認証
  • 音声認識
  • 翻訳
  • 自動運転
  • 生成AI

などが実用化されています。


ディープラーニングの登場

第三次AIブーム最大の功労者が

ディープラーニングです。

ディープラーニングとは、

人間の脳を参考にしたニューラルネットワークを多層化した技術です。

2012年頃から画像認識分野で高い成果を出し始めました。

これによってAIは、

自ら特徴を学習できるようになったのです。

現在の生成AIも、

この技術の発展によって実現しています。


なぜ今AIが進化したのか

AIそのものの考え方は1956年から存在していました。

ではなぜ近年になって急速に発展したのでしょうか。

理由は主に3つあります。

① データが増えた

インターネットの普及によって大量のデータが集まった。

② コンピュータが高性能になった

昔では何日もかかった計算が短時間で可能になった。

③ ディープラーニングが発展した

大量データを効率的に学習できるようになった。

これらが重なったことで現在のAI革命が起こっています。


AIの歴史をまとめる

1956年
ダートマス会議

第一次AIブーム
推論・探索

AIの冬

第二次AIブーム
エキスパートシステム

AIの冬

第三次AIブーム
機械学習・ディープラーニング

生成AI時代

この流れは試験によく出ます。

必ず整理して覚えましょう。


試験によく出るポイント

① AIという言葉はダートマス会議で誕生した

② 第一次AIブームは推論と探索

③ 第二次AIブームはエキスパートシステム

④ 第三次AIブームは機械学習とディープラーニング

⑤ 現在は生成AIが急速に発展している


今日の確認問題

Q1 AIという言葉が誕生した会議は?

A ダートマス会議


Q2 ダートマス会議が開催された年は?

A 1956年


Q3 第二次AIブームの中心技術は?

A エキスパートシステム


Q4 現在のAIブームを支える重要技術は?

A ディープラーニング


Q5 AIが何度もブームと停滞を繰り返した理由は?

A 当時の技術では期待された性能を実現できなかったため


まとめ

AIの歴史は、

成功と失敗の繰り返しでした。

しかし研究者たちは諦めませんでした。

その積み重ねが現在の生成AIにつながっています。

ダートマス会議から70年。

私たちは今、AIの歴史の大きな転換点に立っています。

AIパスポート試験では、

歴史の流れを理解しておくことで多くの問題に対応できるようになります。

明日はAIの性能を左右する重要なテーマ、

「データとAIの関係」

について学習していきましょう。

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