AIはなんでもできるというのは妄想です。AIは完璧でないので使わないというのも違います。
電卓やエクセルのような表計算ソフトのように、人間の仕事を手伝ってくれる道具なのです。
たとえば情報を集める。分析するといったことはAIは得意としています。
これまで何千万円もかけていたマーケティング分析も得意です。
クラスター分析なども自動で集合体を作って分析してくれます。
小説にしても人間がアイデアを出さないと書いてくれません。
人間がAIと会話しながら一つの作品を作り上げます。
人間のアイデアとAIの提案を何度も更新しながらの作業となりますのでそう簡単ではありませんが、
自分で手書きしたり、文字を打ち込むより格段と早く作ることができます。
ここでは、わたしの疑問(フィジカルAIがあるのになぜ人が月に行くのか)をAIに手伝ってもらって物語にしました。
読むのが苦手な方は、PCなどの音声読み上げ機能を使ってください
PROJECT EDEN
― 人類が知らない月面都市計画
月へ行く計画は公開されていた。
だが、本当の目的は誰にも知らされていなかった。
西暦2027年。
世界は月面基地の建設競争に熱狂していた。
しかし、その裏で一つの計画が静かに動き始める。
人類が住むための「基地」ではない。
人類が未来へ進化するための「都市」を造る計画。
その名は──
PROJECT EDEN
「未来は、人間が最初の一歩を踏み出した瞬間ではなく、AIが最初の一歩を踏み出した瞬間から始まった。」
PROJECT EDEN
The Moon Was Never the Destination.
月は目的地ではない。
人類文明の、次の出発点である。
プロローグ
序章 誰も知らないアポロ計画
西暦1969年7月20日。
人類は初めて月面に降り立った。
テレビ越しに世界中がその瞬間を見守り、宇宙飛行士ニール・アームストロングの言葉は歴史に刻まれた。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。」
あの日、人類は「月へ行くこと」に成功した。
だが、それから半世紀以上が過ぎても、人類は月に住んではいない。
なぜなのか。
技術が足りなかったからではない。
資金がなかったからでもない。
本当の理由は、もっと単純だった。
人間は、まだ月で暮らす準備ができていなかった。
月には空気がない。
水はほとんど存在しない。
昼は100℃を超え、夜は氷点下170℃以下まで冷え込む。
宇宙線が絶え間なく降り注ぎ、細かな月の砂――レゴリスは機械を摩耗させ、人の肺に入れば深刻な健康被害をもたらす可能性がある。
月は、人間にとって世界で最も過酷な土地の一つだった。
だから世界中の宇宙機関は考えた。
どうすれば人類は月で生きられるのか。
NASA。
JAXA。
ESA。
そして世界中の宇宙企業。
それぞれが月面基地を計画した。
しかし、その裏で誰にも知られることなく、ある一つの問いに挑み続けた人々がいた。
「もし、人間ではなくAIが最初の開拓者だったら?」
危険な作業はAIが担う。
地下都市をAIが建設する。
工場をAIが動かす。
農場をAIが育てる。
そして、人類は完成した街へ移り住む。
それは夢物語ではなかった。
二〇二六年の時点で、そのために必要な技術の多くは、すでに存在していた。
ヒューマノイドロボット。
自律建設機械。
生成AI。
遠隔医療。
3Dプリンティング。
再生可能エネルギー。
閉鎖環境農業。
それらは、まだ別々の技術として研究されていた。
誰も、それらを一つにつなげようとはしていなかった。
ただ一人の男を除いては。
その男は言った。
「月へ基地を造るな。」
「人が帰りたくなる街を造れ。」
この言葉は、公の場で語られることはなかった。
演説も記録も残されていない。
だが、その思想は静かに受け継がれ、やがて一つの計画となる。
PROJECT EDEN
その存在を知る者は、ごくわずかだった。
そして二〇二七年。
一通の封筒が、一人の若きAIエンジニアの人生を変える。
その封筒には、差出人の名前も、組織名も書かれていなかった。
ただ一行だけ、黒い文字で印字されていた。
「あなたは、人類の次の百年を設計する覚悟がありますか。」


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