【人生株式会社シリーズ 第1回】
人生の社長はあなたです
~会社は経営するのに、人生は経営しないのですか?~
こんにちは。
突然ですが、質問です。
もしあなたが会社の社長だったら、会社のお金がどれくらいあるのかも分からず、新しい事業を始めますか?
売上も知らない。
利益も知らない。
借金も知らない。
それでも数千万円の設備投資をするでしょうか。
答えは、おそらく「しない」です。
会社を経営するには、まず会社の現状を知ることが大切だからです。
ところが、不思議なことがあります。
私たちは、自分の人生になると、会社では絶対にしないようなことを平気でやってしまいます。
住宅ローンを組む。
保険に入る。
NISAを始める。
教育資金を準備する。
老後のお金を考える。
こうした人生の大きな決断をするとき、自分のお金の状態をきちんと分析したことはあるでしょうか。
実は、多くの人が「なんとなく」で判断しています。
あなたは「人生株式会社」の社長です
私は、一人ひとりが「人生株式会社」の社長だと考えています。
人生は、一つの会社です。
毎月受け取る給料は会社の売上です。
生活費は会社の経費です。
貯蓄は利益であり、会社に残る内部留保です。
住宅ローンは長期借入金です。
勉強や資格取得、健康づくりに使うお金は、将来のための設備投資です。
そして保険は、会社が災害や事故に備えるリスク管理と同じ役割を果たします。
こう考えると、人生も会社も、お金の流れはとてもよく似ています。
なぜ「人生株式会社」を経営しないのか
会社なら毎月数字を確認します。
売上が落ちれば原因を調べます。
経費が増えれば改善策を考えます。
将来のために投資をします。
しかし、自分の人生ではどうでしょう。
給料が入ったら使う。
ボーナスが入ったら旅行に行く。
保険を勧められたら加入する。
周りがNISAを始めたから自分も始める。
「なんとなく」でお金を使ってしまうことはありませんか。
これは、会社でいえば決算書も見ずに経営しているのと同じです。
時代が変われば、経営方法も変わる
これまでの日本では、年功序列や終身雇用が一般的でした。
年齢とともに給料が上がり、退職金もありました。
税金や社会保険の手続きは会社が行ってくれました。
だから、自分のお金を「経営する」必要性を感じにくかったのです。
しかし、これからは違います。
働き方は多様になり、転職や副業も増えています。
AIの進歩により、求められるスキルも変わり続けています。
これからは、「会社が人生を守ってくれる時代」ではなく、「自分で人生を経営する時代」です。
経営者が最初にやること
経営者は、何かを始める前に現状分析をします。
会社の健康状態を知り、課題を見つけ、未来の計画を立てます。
人生も同じです。
保険を選ぶ前に。
投資を始める前に。
住宅ローンを組む前に。
まずは、自分の現在地を知ること。
収入はいくらあるのか。
支出はいくらあるのか。
将来どんなお金が必要なのか。
これを知ることが、「人生株式会社」の経営の第一歩です。
お金の病院が目指すもの
病院では、診察をせずに薬を出すことはありません。
まず健康診断を行い、原因を調べ、その人に合った治療を考えます。
お金も同じです。
商品を選ぶ前に、現状を知る。
それが、お金の健康診断です。
そして、一人ひとりに合った「人生株式会社の経営計画」を一緒に考えること。
それが、お金の病院の役割です。
今日のまとめ
会社を経営するには、決算書が必要です。
人生を経営するには、現状分析が必要です。
これから始まる「人生株式会社シリーズ」では、
会社を経営する考え方を使いながら、お金との付き合い方を分かりやすく学んでいきます。
あなたは、お金の知識を身につけるためではなく、
自分の人生を経営できる社長になるために。
一緒に「人生株式会社」の経営を学んでいきましょう。
次回予告
【人生株式会社シリーズ 第2回】
「人生株式会社の決算書」
~あなたは自分の会社の決算書を見たことがありますか?~


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