60歳を過ぎてから肩や関節が痛むのはなぜ?
「最近、肩や関節が痛くて力が入らない」
「昔は平気だった動きがつらくなった」
60歳を過ぎた頃から、こうした悩みを感じる方はとても多くいます。
これは年齢とともに体に起こる自然な変化が大きく関係しています。
加齢で体の中はどう変わるのか
関節のクッションがすり減る
関節には、骨同士が直接ぶつからないように軟骨というクッションがあります。
しかし年齢とともにこの軟骨は少しずつ薄くなり、動かすたびに負担がかかりやすくなります。
その結果
・動かすと痛い
・違和感が続く
といった症状が出やすくなります。
筋肉が減り、力が入りにくくなる
60代以降は、特に意識しないと筋肉量が自然に減少します。
筋肉が減ると関節を支える力も弱くなり、
痛みが出る
→ 動かさなくなる
→ さらに筋肉が落ちる
という悪循環に陥りやすくなります。
肩は特にトラブルが起きやすい
肩は構造が複雑で、腱や筋肉に負担がかかりやすい部位です。
いわゆる「五十肩」や、腱の老化による炎症が起きると、
・腕が上がらない
・後ろに手を回せない
・夜中に痛みで目が覚める
といった症状が出ることがあります。
病気が隠れているケースもある
多くは加齢による変化ですが、まれに
・関節リウマチ
・多発性筋痛症
など、治療が必要な病気が原因の場合もあります。
特に
・朝起きた時のこわばりが強い
・左右両方が同時に痛む
・急に力が落ちた
このような場合は、早めの受診が大切です。
「年だから仕方ない」で終わらせないで
年齢による変化は避けられませんが、
対処することで痛みや不調は軽くできることが多いです。
・整形外科で相談する
・無理のない体操やリハビリ
・たんぱく質を意識した食事
・痛みを我慢しすぎない
これだけでも、体は少しずつ変わっていきます。
まとめ
60歳を過ぎてからの肩や関節の痛み、力の入りにくさは
関節の老化・筋肉量の低下・炎症が重なって起こることがほとんどです。
「もう年だから」と諦めず、
体のサインとして受け止め、できることから始めていきましょう。

コメント