季節の変わり目に負けない!免疫力を高める食材と食事法
今年は、例年より早くインフルエンザの患者が増えています。
暑くて長かった夏がようやく終わりにさしかかり、朝晩の冷え込みが強まるこの時期は、体調を崩しやすい季節です。
「なんだか疲れやすい」「風邪が長引く」と感じる人も多いのではないでしょうか。
そんなときに意識したいのが、「免疫力を高める食生活」。
今回は、体の内側から強くする食材と、簡単に取り入れられる食事法をご紹介します。
🦠 なぜ今、免疫力アップが大切なのか
人間の体は、気温の変化が大きいと自律神経が乱れ、血流が悪くなります。
すると、腸の働きが鈍り、免疫細胞の力が落ちてしまうのです。
特に、季節の変わり目は「体が冷える」「睡眠の質が下がる」「食欲が落ちる」といった変化が起きやすく、免疫力の低下につながります。
体を温め、腸内環境を整えることが、健康維持のカギになります。
🍎 免疫力を高めるおすすめ食材5選
① 発酵食品
腸内環境を整えて、免疫細胞の約70%が集まる「腸」を活性化。
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納豆
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ヨーグルト
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味噌汁
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キムチ
👉 朝食や夕食に1品加えるだけで、腸の働きが整います。
② ビタミンCたっぷりの野菜と果物
白血球の働きを助け、ウイルスに対抗する力をサポート。
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ブロッコリー
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パプリカ
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柿
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みかん
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キウイ
👉 生で食べるか、スープなどで軽く加熱するのがポイント。
③ 良質なたんぱく質
免疫細胞や抗体の材料となる栄養素。疲れにくい体づくりにも必須です。
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鶏むね肉
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魚(サバ、鮭、イワシ)
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卵
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豆腐
👉 消化に良い煮込み料理やスープで、体も温まります。
④ 体を温める食材
体温が1℃下がると、免疫力は約30%も低下するといわれます。
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生姜
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ネギ
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ニンニク
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根菜(にんじん、大根、ごぼう)
👉 生姜入り味噌汁やネギたっぷりスープで、冷え知らずの体に。
⑤ 亜鉛・ビタミンDを含む食材
ウイルスの侵入を防ぎ、免疫細胞の働きを助けます。
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牡蠣
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レバー
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卵黄
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サーモン
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きのこ類
👉 ビタミンDは日光を浴びることで体内でも作られます。
🍲 免疫力アップの一日献立例
朝食: 納豆ごはん+味噌汁(豆腐とネギ入り)+みかん
昼食: 鶏むね肉とブロッコリーの炒め物+雑穀ごはん
夕食: 鮭ときのこのホイル焼き+根菜スープ+ヨーグルト
無理なく続けられるメニューで、自然と免疫力を高めましょう。
☀️ 食事以外でもできる免疫アップ習慣
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十分な睡眠(7時間が理想)
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軽い運動(ウォーキングやストレッチ)
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朝日を浴びて体内リズムを整える
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湯船にゆっくり浸かって体を温める
体を冷やさず、リラックスする時間をとることで免疫力が維持されます。
💡まとめ
季節の変わり目に体調を崩さないためには、
「腸を整える」「体を温める」「バランスよく食べる」ことが基本です。
忙しい日々でも、味噌汁やヨーグルトなど、ちょっとした工夫で免疫力はぐんと上がります。
毎日の食卓に免疫を支える食材を取り入れて、風邪やインフルエンザに負けない強い体をつくりましょう。
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