マダニ被害が増えています!知っておきたい予防と対策
近年、日本各地でマダニによる被害が増えています。マダニは山や草むら、公園などに生息しており、噛まれると赤みやかゆみだけでなく、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など命に関わる感染症を媒介することもあります。
安心して日常生活やレジャーを楽しむために、今回は「マダニの予防と対策」についてご紹介します。
マダニ被害を防ぐためのポイント
1. 肌の露出を避ける
マダニは人や動物に取りつきやすいため、まずは 服装で防御 しましょう。
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長袖・長ズボンを着用
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袖口や裾はしっかり閉じ、靴下の中にズボンを入れる
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首元まで覆える服がベスト
2. 虫よけ剤を活用
マダニ対策には ディート(DEET) や イカリジン を含む虫よけスプレーが有効です。
肌だけでなく、衣服にもスプレーしておくと効果的です。
3. 野外活動後のセルフチェック
キャンプやハイキング、庭仕事などの後は必ず確認を。
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帰宅後は衣服をすぐに洗濯
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入浴して体をよく洗い、頭皮・耳の裏・わき・足の付け根などを重点的にチェック
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見えにくい部分は家族に確認してもらうのも安心です
4. ペットのケアも忘れずに
犬や猫は草むらでマダニを付けやすいので注意が必要です。
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散歩後はブラッシングでチェック
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動物病院で処方されるマダニ駆除薬を活用
マダニに噛まれたときの対応
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自分で無理に取らないこと!
マダニの口が皮膚に残ると感染リスクが高まります。 -
皮膚科や内科などの 医療機関で安全に除去 してもらいましょう。
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噛まれた後は数週間、発熱・下痢・倦怠感など体調に変化がないか注意してください。
日常生活でできる予防習慣
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庭仕事や草刈りをするときは必ず防護服を着る
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キャンプやピクニックでは地面に直接座らず、レジャーシートを使用
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山菜や野菜は調理前によく洗う
まとめ
マダニ対策の基本は、
「肌を守る」「虫よけする」「帰宅後にチェック」「ペットのケア」 の4つです。
噛まれた場合は自己処理せず、必ず病院で診てもらいましょう。
自然と触れ合う機会が増える季節、正しい知識と習慣でマダニから身を守り、安全に楽しんでください。
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