【警告】マダニ被害が急増中!草むらやペットからの感染に注意

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【警告】マダニ被害が急増中!草むらやペットからの感染に注意

近年、日本各地でマダニによる感染症が問題になっています。とくに春から秋にかけて活動が活発になり、気づかないうちに被害にあうケースが増えています。
今回は マダニ被害の原因・感染場所・ペットからのリスク・医師に伝えるべきこと・検査方法 をまとめて解説します。


◆ マダニ被害の原因とは?

マダニは草むらや森林に生息する吸血性の寄生虫です。
人や動物に取りついて長時間吸血し、その際に 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)日本紅斑熱 などの感染症を媒介します。
これらは命にかかわる病気であり、油断できません。


◆ 感染の起こりやすい場所

  • 草むらや森林

  • 公園の茂みや河川敷

  • 庭や畑での農作業中

  • ハイキングやキャンプなどのアウトドア

特に 足元の草地 に潜んでいるため、足や靴から体に上って吸血します。


◆ ペットからの感染リスク

犬や猫の散歩中にマダニが付き、そのまま家に持ち込まれるケースもあります。
ペット自身も感染症にかかる危険があり、さらに人へ媒介する可能性もあるため注意が必要です。
➡ ペット用のマダニ駆除薬を定期的に使用しましょう。


◆ 医師に必ず伝えるべきこと

マダニによる感染症は、発熱や倦怠感などが 風邪やインフルエンザに似ている ため、誤診されやすいのが特徴です。
診察時には、以下を必ず伝えてください。

  • 「草むらに入った」「ハイキングに行った」など 屋外活動歴

  • 農作業や庭仕事をしたかどうか

  • ペットとの接触があったか

  • 赤い発疹や刺し口があるか

  • マダニに刺された、または取り除いた経験があるか

これを伝えることで、医師がマダニ感染症を疑い、適切な検査へと進めます。


◆ 検査方法

マダニ感染症が疑われる場合、以下の検査が行われます。

  • 血液検査(血小板・白血球の数や肝機能を確認)

  • ウイルス遺伝子検査(PCR法)(SFTSウイルスなどを特定)

  • 血清抗体検査(病原体に対する抗体を確認)

  • 皮膚病変の観察(発疹や刺し口の確認)


◆ まとめ

マダニ感染症は 「風邪っぽい症状」+「野外活動歴」+「発疹」 がそろったら要注意です。
命にかかわる感染症であるため、少しでも不安があれば すぐに医療機関を受診し、行動歴をしっかり伝えること が大切です。

➡ 草むらや山に入るときは 長袖・長ズボン・虫よけスプレー を活用し、ペットの予防も忘れずに。


⚠️ 「マダニは小さいから大丈夫」と油断しないでください。小さな虫でも、大きな病気を運んできます。

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