【夏の豆知識】セミの雑学10選!あなたはいくつ知ってる?
こんにちは!
夏になると、街中や公園で「ミーンミンミン」と聞こえてくるセミの鳴き声。うるさいと思いつつ、どこか懐かしく感じる人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「セミ」について意外と知られていない豆知識を10個ご紹介します。自由研究のネタにも使えるかも!?
①「セミは1週間しか生きられない」は本当?
よく言われる「セミの命は1週間だけ」は、実はウソ。
セミの種類によっては、成虫になってからも1か月以上生きるものもいます。私たちの身近なアブラゼミやミンミンゼミも、2〜3週間ほど生きることがあります。
②地中では数年も暮らしている!
セミの幼虫は地面の中でなんと3〜17年も生活しています。日本のセミは平均して5〜7年ほど。地上に出てくるのは人生のほんの一瞬なんですね。
③鳴くのはオスだけ!
あの大きな鳴き声、実はオスしか出せません。鳴き声はメスに自分の存在を知らせるための「ラブコール」。メスは鳴かず、音を聞き分けてオスを選びます。
④声の秘密は“鳴き袋”
セミの鳴き声はお腹の中の「鳴き袋」という器官から出ています。
筋肉の振動と共鳴によって音が増幅されるという、まるでギターのような仕組み。小さな体なのに、あんなに大きな音が出せる理由です。
⑤実は飛ぶのが苦手!?
セミは羽を持っていますが、長く飛び続けるのは苦手。
飛行距離も短く、すぐ疲れて止まってしまいます。急に飛んできて驚かされることもありますが、セミにとっても必死なんですね。
⑥抜け殻に意味はあるの?
木の幹や壁にくっついているセミの抜け殻。
これ、自然の中ではカビや微生物の栄養になるんです。見つけたら観察してみてもOK。触っても害はないので、子どもにも安心。
⑦周期ゼミって知ってる?
アメリカには「周期ゼミ」と呼ばれるセミがいて、17年に一度だけ地上に現れるというびっくりな生態を持っています。大量発生するその姿は、ニュースになるほど!
⑧セミの鳴き声は温度計?
アブラゼミは、気温が上がると鳴き声が早くなる性質があります。そのため、「自然の温度計」として研究に使われることもあるんです。
⑨鳴き声で種類がわかる!
セミの鳴き声は種類によって全く違います。
耳をすませば、こんな違いが聞こえてきますよ。
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アブラゼミ:「ジジジジジ…」
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ミンミンゼミ:「ミーンミンミンミー」
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クマゼミ:「シャーシャーシャー」
ぜひ聞き分けてみてください♪
⑩セミは食べられる!?
びっくりするかもしれませんが、セミは食用になることもあります。タイや中国ではセミを揚げたり炒めたりして、タンパク源として食べられています。
日本でも昆虫食の流れの中で、試食イベントなどが行われることがありますよ。
まとめ|セミは奥が深い!
セミは「うるさい」「すぐ死ぬ」などのイメージがあるかもしれませんが、実は不思議がいっぱいの昆虫です。
地中での長い時間、短い地上生活、独特の鳴き声など、知れば知るほど面白い!
この夏は、セミの声に耳を傾けながら自然観察を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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