【SC白書2025】新規開業の傾向とは？小型・複合・地域密着型がカギ！

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📝 SC白書2025の詳細はこちら（デジタル版無料公開）
https://jcsc.or.jp/sc_hakusho_digital/2025/

こんにちは！今回は「SC白書2025」から見えてくる、ショッピングセンター（SC）の新規開業の傾向について詳しくご紹介します。

施設数が減少する中でも、新たに生まれるSCにはこれまでとは違った特徴が表れています。今、どんなタイプのSCが開業しているのかをチェックしていきましょう！

新規開業数は38件！減少傾向は続く

2024年に新しく開業したSCの数は38件。
これは前年より少し減少しており、新規開発の抑制傾向が続いていることがわかります。

以前は年間60件以上の開業があった時期もありましたが、近年は40件を下回るペースが続いています。

今回の白書で明らかになったのが、新規開業SCのコンパクト化です。

これは、かつての大型SC（延床面積数万㎡・100店舗以上）と比べると明らかに小型です。

最近の新規開業では、都心部や駅前の再開発エリアに小型SCが入居するケースが目立ちます。

例：

つまり、単なる「買い物の場」ではなく、地域生活のハブ機能を担う役割が期待されているのです。

新規SCの特徴として、テナント構成にも変化が見られます。

これらは「毎日通いたくなるSC」を意識した構成であり、地域住民にとっての“生活インフラ”としての役割が重視されているのです。

SC白書2025が示唆する今後の開発トレンドは次のとおりです。

2024年のSC新規開業では、

✅ 数は少なめ（38件）
✅ 小型で日常密着型の施設が中心
✅ 地域に根ざした「暮らしの場」としての進化が目立つ

というトレンドが見られました。

かつての“モール型”から、“街の一部”としてのSCへ。
そんな変化が、いま静かに進行しているのです。

次回は、「3. テナント構成の変化」について詳しく掘り下げます。
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