【2025年版】ショッピングセンターの“今”を読み解く！全国のSC数と売上の最新動向とは？

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https://jcsc.or.jp/sc_hakusho_digital/2025/

こんにちは！今回は「SC白書2025」に基づき、全国のショッピングセンター（SC）の数と売上の最新トレンドについて、詳しく解説していきます。

コロナ禍を乗り越えた今、SC業界はどう変化しているのでしょうか？数と売上の動きから、日本の小売業界の未来が見えてきます。

SCの数は減少…その背景とは？

2024年末時点で、全国にあるショッピングセンターの数は3,037件。

これは、前年より55件減少したことを意味しています。

こうした現象は、SC業界全体の再編期に入っていることの表れといえるでしょう。

SCの施設数は減っているにもかかわらず、売上は大きく伸びているのが今回の特徴です。

2024年の年間売上高は…

この金額は、統計開始以来の最高値となりました！

さらに、既存SCに限った売上成長率は…

これはつまり、新しく開業していない既存施設だけで見ても、売上が伸びているということです。

① 外出・消費行動の正常化
　コロナによる行動制限がなくなり、レジャーや買い物、外食の需要が回復。

② イベント・体験型コンテンツの強化
　買い物だけでなく「楽しめる施設」へとSCが進化し、集客力がアップ。

③ 飲食・サービスの比率増加
　飲食店や美容、習い事など、日常生活に密着したテナント構成へ変化し、来店頻度が上昇。

📉 SCの数は減少傾向にある一方で、
📈 売上は過去最高を記録！

これは、SCがただの買い物施設から、生活に欠かせない“体験と出会いの場”へと変化している証拠です。

今後のSCは、「地域との共生」「多機能化」「人とのつながり」をキーワードに進化していくことでしょう。

次回は「2. 新規開業の傾向」について詳しく解説していきます。
ぜひお楽しみに！