糖尿病にいい食事とは?血糖値をゆるやかに保つ食生活のコツ
糖尿病や血糖値が気になる方にとって、「何を食べるか」はとても大切です。
今回は、血糖値をゆるやかに上げ、体にやさしい食事のポイントを紹介します。
🥦 ① 食物繊維をたっぷりとる
食物繊維は、糖の吸収をゆるやかにして血糖値の急上昇を防ぎます。
毎食に「野菜・きのこ・海藻・豆類」を意識して取り入れましょう。
おすすめ食材:
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ブロッコリー、キャベツ、ゴボウなどの野菜
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わかめ、ひじきなどの海藻類
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しいたけ、えのきなどのきのこ類
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納豆、豆腐、枝豆などの豆類
🍚 ② 主食は「白」より「茶色」
白米や食パンよりも、食物繊維が多く血糖値の上がりにくい穀物を選ぶのがおすすめです。
おすすめ主食:
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玄米
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雑穀米
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全粒粉パン
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オートミール
🍗 ③ タンパク質をしっかりとる
筋肉量を維持することで、血糖コントロールが安定します。
脂質の少ないタンパク質を中心に選びましょう。
おすすめタンパク源:
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鶏むね肉、ささみ
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魚(サバ・イワシ・サンマなどの青魚)
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豆腐、納豆
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卵
🥑 ④ 良質な脂をとる
油も選び方次第で健康的に使えます。
血管を守る「良質な脂」を意識しましょう。
おすすめ脂質:
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オリーブオイル
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アボカド
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ナッツ類(食べすぎ注意)
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青魚の脂(EPA・DHA)
☕ ⑤ 甘い飲み物やお菓子を控える
砂糖を多く含む飲み物やスイーツは血糖値を急上昇させます。
代わりに、無糖の飲み物を選びましょう。
おすすめの飲み物:
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緑茶
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麦茶
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水
🍱 一日の食事例
朝食:
玄米おにぎり、納豆、具だくさんの味噌汁(わかめ・豆腐・野菜)
昼食:
鶏むね肉と野菜の炒めもの、雑穀ごはん、サラダ(オリーブオイルドレッシング)
夕食:
焼き魚(サバなど)、ほうれん草のおひたし、きのこ入り味噌汁、少量のごはん
🚶♀️ 食べ方の工夫も大事!
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食べる順番は「野菜 → タンパク質 → 炭水化物」
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よく噛んでゆっくり食べる
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食後に10分程度の軽い散歩をする
これだけでも、血糖値の上昇をやわらげる効果が期待できます。
🌿 まとめ
糖尿病にいい食事とは、特別なものではありません。
毎日の食事で「バランス」と「食べる順番」を意識することが大切です。
健康的な食生活を続けて、体にやさしい毎日を送りましょう。


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