空き家問題を解決する選択肢は4つ「売る」「貸す」「自分で使用する」「その他」

空き家問題を解決する選択肢は4つ「売る」「貸す」「自分で使用する」「その他」 古家再生、空き家解決

空き家問題を解決するには、解決する方法を決めなければなりません。自分で住む、仕事で使うなど決まっていないなら、優先順位を決めて取り組むことが必要です。住まないなら「売る」売却することを一番に検討することが金銭的にも、精神的にも一番良いと思います。
思い出の実家を壊したくないという気持ちもわかりますが、維持費に年間50万~100万円必要と言われています。わたしは実家は売却しましたが、思い出の品物を保管するため月1万円で倉庫を借りています。もう3年経ちますが一度も倉庫を開けていません。そろそろ気持ちの整理が必要だと感じています。

空き家問題を解決する選択肢は4つです。

  1. 「売る」売却する。
  2. 「貸す」賃貸する
  3. 「自分で使用する」事務所にする。倉庫として使う
  4. 「その他」

売る

  • 建物と土地をそのまま売却
  • 建物をリフォームして売却
  • 古家付き土地として売却
  • 更地にして売却

貸す

  • リフォームして貸し出す
  • DIY物件として、リフォームせずに貸し出す
  • 別荘や民泊として貸し出す
  • 駐車場にして貸し出す
  • 更地にして貸し出す

自分で使用する

  • 別荘として保有する
  • 自ら居住する
  • 倉庫やセカンドハウスとして使う
  • 誰も住まないが、メンテナンスして管理する

その他

  • 介護施設等として事業者に借り上げてもらう
  • 子ども食堂や地域のコミュニティハウスとして使ってもらう
  • 自治体に寄付する
  • 相続土地国庫帰属制度で国に引き取ってもらう

まとめ

空き家を「賃貸」と考える人も多いと思いますが、賃貸経営はそう簡単ではありません。不動産投資のように古家を購入する必要はありませんのでリフォームに300万円くらいかけても表面利回りは20%くらいになるかもしれませんが、そもそも賃貸需要があるのか?借り手がいなければ大損です。空き家が売れずに処分することになって、仮に200万円の赤字になったとしても、空き家を持ち続けると維持費で3年分くらいの費用です。
早めの決断が費用の垂れ流しを防ぎます。売却するときには不動産屋のお世話になると思いますが、自分で売買需要や取引事例を調べておけば安心だと思います。

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